冷泉家時雨亭文庫

公益社団法人

The Reizei Family

公益財団法人 冷泉家時雨亭文庫

  • 公益財団法人 冷泉家時雨亭文庫
  • 冷泉家の花貝合わせ
  • 公益財団法人 冷泉家時雨亭文庫
冷泉家とは

01

冷泉家とは

ABOUT REIZEIKE

財団概要

冷泉家住宅は、完全な姿で現存する唯一の公家屋敷です。京都御所周辺の旧公家町に近世初頭以来の土地を守り、寛政2年に再建された建物と、その配置構成は旧制を忠実に伝えた貴重な遺構として知られています。

冷泉家伝来の典籍及び古文書類は、長家、俊成、定家以来の家学である和歌に関するものを中心に、数万点にのぼります。中世から近世にかけて、その時代の公家や武家の手で書き写されて流布したものも多く、伝統文化の継承と新しい文化の形成に重要な役割を果してきました。

冷泉流歌道と関連諸行事は、宮廷生活の伝統文化を今に伝えるもので、この継承保存は有形、無形の高い価値をもっています。

財団法人「冷泉家時雨亭文庫」は、以上の貴重な文化遺産を、将来にわたり総合的かつ恒久的に継承保存していくことを目的に、昭和56年4月に設立されました。

02

財団概要

FOUNDATION OVERVIEW

冷泉家とは

名称

公益財団法人 冷泉家時雨亭文庫

所在地

〒602-0893
京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町599番地

電話番号

075-241-4322

設立年月日

昭和56年4月1日

代表者名

理事長 冷泉為人

目的

冷泉家の建物及びその環境並びに冷泉家伝来の典籍及び古文書類の保存及び活用を図るとともに、冷泉流歌道と関連諸行事を継承保存し、公開し及び普及を行い、地域の伝統文化の振興、学術文化の発展に寄与する

事業内容

  1. 冷泉家住宅及びその環境の保存及び公開
  2. 冷泉家伝来の典籍及び古文書類の保存、公開、調査研究及び研究成果等の公開
  3. 冷泉流歌道と関連諸行事の継承保存、公開及び普及
  4. その他この法人の目的を達成するために必要な事業

情報公開

財団概要

理事長 冷泉為人

理事長 冷泉為人

03

理事長あいさつ

PRESIDENT GREETINGS

理事長 冷泉為人

理事長 冷泉為人

冷泉家は平安、鎌倉の歌聖と仰がれた藤原俊成、定家父子を祖先に持つ「和歌の家」であります。冷泉家に伝来する典籍類は、俊成、定家以来八百年の歳月を経て現在に伝えられ、国宝5件、重要文化財47件を始め、その数は数万点に及びます。また重要文化財冷泉家住宅は、公家屋敷として現存する唯一の遺構となっております。さらに「歌の家」として和歌会、年中行事を今に守り伝えております。

幾多の混乱を乗り越えた典籍類、完全な姿で残る公家屋敷、その中で営まれてきた歌会や年中行事、これらの文化遺産を将来にわたり総合的、かつ恒久的に継承保存していくことを目的に昭和56年(1981)4月に設立されたのが、「財団法人冷泉家時雨亭文庫」です。当財団は平成23年4月に公益財団法人となりました。

財団設立以来、皆様の温かいご支援を頂き、これまで冷泉家住宅の解体修理や定家の日記『明月記』60巻(国宝)等の修理修復を行ってまいりました。また『冷泉家時雨亭叢書』を刊行し、これまで受け継いできた貴重な典籍類を公刊、全84巻が完結いたしました。
今後さらなる伝統文化の振興、発展に寄与していくことを切に願っております。今後も当財団へのご支援を賜りますよう切にお願い申し上げます。

04

会員募集

MEMBERS

「冷泉家時雨亭文庫」は、冷泉家に伝わる貴重な文化遺産を、将来にわたり総合的かつ恒久的に継承保存していくことを目的に、昭和56年4月に財団法人として設立され、平成23年4月に公益財団法人へと移行しました。

当文庫では、上記の目的を追求し、伝統文化の振興、発展に寄与していくため、広く一般の皆様の御理解を得ることが必要と考え、ここに「冷泉家時雨亭文庫」会員を下記の要項により募ることとなりました。つきましては、当文庫の趣旨に御賛同いただき、御後援賜らんことを切にお願い申し上げます。

なお、御協力いただいた資金は、典籍・古文書の修理、建造物の修理等の一部に充当いたします。

公益財団法人冷泉家時雨亭文庫会員について

一、文庫の目的を御理解いただき、御賛同くださる個人または団体を会員とします。

一、会員は、正会員、特別会員、賛助会員があります。それぞれ次の会費を納入してください。会費は何口でも結構です。

  • 正会員:毎年一口 一万円
  • 特別会員:毎年一口 五万円
  • 賛助会員:毎年一口 十万円

一、会員には、文庫のニュースを記載した機関紙「志くれてい」を年四回発行します。

一、会員には、文庫の主催する行事等を御案内することがあります。

※冷泉家時雨亭文庫会費は寄附金控除の対象となります。

入会を希望される方はこちら

  • 会員募集
  • 機関紙「志くれてい」
    機関紙「志くれてい」

05

御寄附のお願い

DONATION

冷泉家時雨亭文庫は、冷泉家に伝わる有形・無形の文化財を継承保存・公開普及を図るための事業を実施しています。(詳しくは「冷泉家とは」「財団概要」を御参照ください。)

これらの事業には膨大な資金が必要となるため、当財団では、広く一般の皆様にも御寄附を募っています。
当財団の活動事業に御理解、御賛同をいただき、是非御協力下さいますようお願い申し上げます。皆様からの寄附金は、典籍・古文書の修理、建物の修理等の一部に充当し、有効に使用させていただきます。

なお、公益財団法人への寄附金には、税法上の優遇措置が適用され、所得税(個人)、法人税(法人)の控除が受けられます。また、当財団は、税額控除に係る証明を取得していますので、個人の方の寄附については前記(所得控除)とのいずれか一方を選択いただくことができます。
詳しくは「寄附金控除について」を御覧下さい。

郵便振替を御利用の場合
  1. 事務局に御連絡下さい(電話・郵便)。折り返し、払込用紙を郵送します。
  2. 郵便局に備え付けの払込用紙にて、通信欄に「寄附金として」と御記入の上、住所・氏名・電話番号等をお書き添えいただき、お振込下さい。恐れ入りますが、振込手数料は御負担下さい。
    加入者名:公益財団法人冷泉家時雨亭文庫
    郵便振替口座:01010-3-42772
銀行振込を御利用の場合
  1. 事務局に御連絡下さい(電話・郵便)。折り返し、振込先等を連絡します。

受領証明書の郵送

寄附金の入金を確認後、「寄附金受領証明書」を郵送します。
本寄附は、所得税法78条および法人税法37条4項該当の寄附金控除の対象となりますので、大切に保管してください。

寄附金控除の申告

「寄附金受領証明書」等の書類を添付し、確定申告書をする必要があります。なお、税制は都度変更されていますので、申告の詳細についてはお近くの税務署にお問い合わせください。

お問い合わせ・お申込み先

公益財団法人冷泉家時雨亭文庫 事務局
電話 075-241-4322
住所 〒602-0893 京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町五九九番地

関連書籍

BOOKS

冷泉家 八〇〇年の「守る力」

冷泉 貴実子(著)

「相変わらず」で伝えてきた冷泉家のあれこれを、やさしい文章で記す。新書なので読みやすい。

花もみぢ―冷泉家と京都

冷泉 貴実子(著)

冷泉貴実子が冷泉家時雨亭叢書の月報に掲載した随筆を中心にまとめたエッセイ集。約五十話を収録。ハードカバー。

和歌が伝える 日本の美のかたち

冷泉 貴実子(著)

私たちは詠んできた、精緻なことばの工芸品―和歌に嵌め込まれた、日本の美の定型を詳しく知らせる、味わうときも歌作りにも役立つエッセイ。

冷泉家歌ごよみ―京の八百歳

冷泉 貴実子(著)

京都新聞の連載をまとめたもの。正月から歳末までの年中行事に、季節の和歌を添えている。カラー写真も美しい。